こんばんは、keyです。
最近、僕の個人的なTwitterのタイムラインに、
#polca
がめちゃくちゃ流れてきます。
本当にもう、いつTwitterを開いても、polcaだらけ。
IT世界を生きる人間の教養として、新しくでてきたアツいサービスについて簡単にまとめた内容を共有したいと思います。
polcaとは
株式会社CAMPFIREさんが発表した、身近な友人・知人を対象としたお金集めアプリです。
身近な友だち同士ではじめる、
フレンドファンディングアプリ。
フレンドファンディングは、クラウドファンディングの考え方から派生したものです。
フレンド(友達)と、ファンディング(資金集め)が合わさっています。
サービスの目的をHPから引用させていただきます。
お金をもっとなめらかに。
お金でもっとなめらかに。
お金がコミュニケーションと共にある世界を目指して。
polcaの仕様
iOSとAndroidの双方で、アプリを通して利用することができます。
特定の審査等はなく、認証自体はSMSのみです。
企画立ち上げの所要時間は約30秒で可能になっています。
1カ月の企画数(利用上限金額)に制限はありません。
発行されたURLにより、情報を知っている友人・知人のみから集金することが可能になります。
つまり、設計的には内輪向けのサービスのようです。
目標金額は、300円~10万円で設定することができます。
支援してくれた人に対して、お返しを設定することができます。
使用手数料は、無料となっています(いつまで無料なのかは不明)。
活躍の場
例えば、
・おじいちゃんに会いに行きたい。
・誕生日プレゼントを渡すため。
・両親に旅行をプレゼントしたい。
・iPad proが欲しい。
・彼女と別れてたから浴びるほど酒を飲みたい。
etc...
探してみたら、ウケを狙ったものだったり、シリアスなものだったりと、いろんな企画として使われています。
polcaのコツ
内容は明確に
なにはともあれ、「誰が」「何を」「どうしたいのか」というのがちゃんとわかるように記述しましょう。
支援する側でみたとき、内容がちゃんとわからないのに支援のしようがないですよね。
共感できる
共感できる内容のほうが、支援を受けやすいです。
「人のカネで焼き肉が食いたい」なんて企画がありましたが、やっぱりこれでは支援はしにくいですよね。
共感できて、納得できて、応援できる内容である必要があります。
インパクトがある
企画をみて、すぐに「支援しよう!」って思えるインパクトが必要です。
いまはサービスがでてすぐで、どの企画も新鮮味があります。
ある程度たてば、内容もかぶってくるでしょう。
その中で、自分のオリジナリティが出せるような企画のほうが支援は受けやすいでしょう。
お返しにもオリジナリティを出すといいかもしれません。
金額設定は低めで
金額は300円~500円のような、低めの設定のほうが、支援されている数が多いです。
polcaはお返しに期待して支援するというよりは、本当に応援したいという人がお金を出してくれるような感じです。
手軽に支援してくれるような設定がおすすめです。
コメント欄が重要
支援してもらったら、すぐに返信しましょう。
感謝の気持ちを示すのはマナーです。
それに加え、反応のはやさで、次に支援してくれる連鎖につながる可能性が高まります。
支援しようとしている人はコメント欄もちゃんと確認してますので。
素直な感情で、ポジティブに返信していきましょう。
Twitterでの拡散が重要
応援したい企画を探している人たちは、Twitterで、polcaのハッシュタグにより検索している人が多いです。
身内での使用であればTwitterは必要ありません。
しかし、多くの人の支援が欲しい場合は、Twitterでハッシュタグをつけて拡散することは重要になってきます。
支援してくれた方からさらに拡散していくことで、影響力は大きくなっていきます。
面白い企画であっても、知ってもらえないと支援はしてもらえません。
支援数0から1への壁
個人的に見ていて、支援数0から1への壁は大きいと感じました。
誰かが支援していると、ほかの人も支援しやすいのですが、誰もしていないと、支援しにくいという心理が働くのでしょう。
あんまりいいことではないんでしょうが、友達に最初の1をお願いするのがいいかもしれません。
アイコンは顔の方がいいかも
polcaの性質上、「信頼」が重要なキーになってきます。
有名人がpolcaで企画する場合は別として、基本的にTwitterを通して拡散した場合、ほかの人は自分のことを知りません。
そんな状況であれば、思い切って自分の顔をアイコンに載せるべきだと思います。
お金を支援していただくわけで、誠意を見せる必要があります。
顔を公表することで、本気度も伝わり、ただのクレクレではないということを証明できます。
企画探しはコチラのサイトで。
コチラのサイトでは、名前・タイトル・お返しで検索をかけることができます。
データベースはTwitterです。
他にも、面白そうな企画を探している方は、Twitterで、#polcaで検索してみてください。
すごくタイムリーに、新しい企画がどんどん出ていますよ。
家入さんのツイートからみる、polcaへの想い
緩やかに閉じた優しい世界をつくりたいという設計思想になってます。これからもっとバージョンアップしていきます! https://t.co/fl29EOgQ3l
— 家入 一真 @polca出来たよー! (@hbkr) 2017年8月10日
polcaは割り勘や送金・決済アプリでは無く、コミュニティサービスです。個人と個人で成り立つ小さなコミュニティと共にお金が流通する、優しい世界を目指しています。 #polca
— 家入 一真 @polca出来たよー! (@hbkr) 2017年8月10日
インターネット黎明期からずっと関わってきた人間として、距離も時間も国境も超えて個人が繋がれる世界がインターネットによって実現したことは喜ばしいのだけど、一方で多発する炎上を見てると「人と人はわかりあえない」という事実が明確になってしまったのも側面としてあるなと思っています。
— 家入 一真 @polca出来たよー! (@hbkr) 2017年8月10日
インターネット空間はこれからも広がり続けるでしょう。一方で個人を中心とした、居心地の良いコミュニティは小さく小さくなり続けるのではないでしょうか。それを僕らは小さな経済圏と呼んでいます。身近な友人や共通の趣味などで繋がった個人同士で、時には支えあいながら生きていく。
— 家入 一真 @polca出来たよー! (@hbkr) 2017年8月10日
CAMPFIREを運営してきた身として、多くの方々に気持ちや思いを訴え、共感や応援とともにお金を集めるクラウドファンディングという手法がようやく広がってきたのを実感する今日この頃ですが、一方でやはりまだまだハードルの高さを訴える方々が多いのも現実です。
— 家入 一真 @polca出来たよー! (@hbkr) 2017年8月10日
身近な友人や会社の同僚、サークルの仲間、地域のつながりなど、緩やかに閉じられたコミュニティ、個人と個人が繋がり合う小さな経済圏の中で、気軽にお金を集めたり誰かを支援したりする仕組みは出来ないか?というアイデアから、ポルカは生まれました。
— 家入 一真 @polca出来たよー! (@hbkr) 2017年8月10日
#polca にフォロー/フォロワーの概念を入れていないのは、人との繋がりはゼロイチなんかではなく、本来もっとグラデーションのようなものなんじゃないか、という思想に基づいてたりします。
— 家入 一真 @polca出来たよー! (@hbkr) 2017年8月13日
大阪の路上で5円玉を5円で売ってるおじいちゃんがいる、という話。5円を支払うと、5円玉を買える。この話を聞くと誰しもが「意味あんの?」と思う。ただその5円のやりとりの際に会話が生まれる。コミュニケーションがそこにある。5円は行って来いで戻ってくるが、新しい価値がそこに生まれてる。
— 家入 一真 @polca出来たよー! (@hbkr) 2017年8月15日
まとめ
今回の記事は、遅ればせながら新サービスpolcaの紹介と簡単な説明をしました。
個人的には、サービスを通した影響を、すべてを汲み取るのが非常に難しいと感じました。
様々な要素が絡んできている。
サービスによって、実際に本当に何が良くなるのか。
どのような影響を与えているのか。
ん~いろいろ考えさせられる。
まぁ今は、難しいことは考えず、polcaおじさんになろうと思います(笑)
支援して支援されると、同じ金額が行き来するだけなのに、そこに価値が生まれている。すごく面白く、素晴らしいことだと思います。
意味合い的には、無から有が生まれているわけですから。
お金じゃなくて、ボランティアで考えるとすごくわかりやすいですよね。
polcaの場合は、ボランティアを通したりしていたコミュニケーションが、そのままお金を使ったコミュニケーションになっている。
今後追加されるであろう機能にも注目ですね。
今回の記事は以上になります。
最後までみていただきありがとうございました!