「質的研究のデザイン」を初学者が読んだ感想

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こんにちは、keyです

 

今回の記事は書評になります

今回の本は質的研究に関する内容です

 

少し前には社会調査の考え方という本の書評を書いています

 

green-house.hatenablog.com

 

 

そして今回読んだ本が「質的研究のデザイン」です

出版が2016年なので割と最近出たばっかりですね

 

 

 

 

経緯

僕自身のバックグラウンドは工学、もっと言えばロボット系です

 

しかし現在行っている研究において社会調査における質的研究を学ぶ必要が出てきました

なので最近は社会科学に関する本を読んでいます

 

質的研究の勉強中ってことですね

扱うデータの種類が量的データから質的データに変わったので戸惑っております。。。

 

その勉強の一環として「質的研究のデザイン」を読みました

 

 

目次

1章 質的研究とはなにか?

2章 アイデアからリサーチクエスチョンへ

3章 サンプリングと選択とアクセス

4章 質的研究のデザイン

5章 資源と障害

6章 質的研究の質

7章 質的研究の倫理

8章 言語データ

9章 エスノグラフィー・データとビジュアル・データ

10章 質的データを分析する

11章 質的研究をデザインする  いくつかの結論

 

 

感想&内容

読むのがしんどかった

まず一言。

 

「読むのがしんどい。。。」

 

 

理由の1つとしては、専門書の翻訳であること

言い回しが翻訳的で自分の頭で理解する際に新しく文章を組みなおすような手間が必要だったというか、すんなり頭に内容が入りにくかったです

 

理解しやすい本に関しては普段は読書ノートを書きません

この本に関してはしっかり読書ノートを書きました!

じゃないと頭の中で体系化して理解しにくかったので。。。

僕はこんな感じで読書ノートを書いてます

 

green-house.hatenablog.com

 

 

 

もう一つの理由としては、単純に専門性が強かったこと

僕の勉強不足にも起因しているのですが、専門性が強いため使っている単語自体も難しく1ページを理解するのに2分ぐらいかかりました

約150ページあるので読了に6時間かかったことになります

 

上で紹介したように「社会調査の考え方」という本を読んでいたため内容自体は、ズブの初学者に比べると理解できたと思います

ズブの初心者が一冊目にこれを読むと心が挫ける気がします

 

僕は読んだことないけど、こういう親しみやすい本から入っていった方がいいのかも

 

 

質的研究について

質的研究は「そこにある」世界(実験質のような特別に作られた研究状況ではなく)にアプローチし、「内側から」社会現象を理解し、記述し、時には説明することを意図する。

 

 本書は入門者向けに書かれています

 

入門者の僕の感想としては「難しい!」って印象でした

多分内容の3割理解できたかどうかだと思います

 

しかし前回読んだ「社会調査の考え方」や今回の「質的研究のデザイン」を通して、質的研究のバックグラウンド的考え方はかなり染みついてきたと思います

 

わからないなりにも、自分なりに噛み砕いて読んでいくのも大切ですね!

 

 

難しかった部分

話の内容としては目次の通りです

個人的には前半部分が一番難しかった!

質的研究の背景的な部分を特に抽象的に書いていたから理解しにくかったんですよね

もし読まれる方がいたら、前半で難しくて挫けそうでも、もう少し頑張って読み進めたら少し楽になる!(かも)

 

途中からは方法論の話になってある程度具体的な話になってくるので、多少理解しやくなります

 

 

読みやすくしてくれるポイント

内容的には本書は少し難しいです

 

でも各章ごとに理解しやすく、全体の流れを掴みやすくするための工夫をしてくれてます

章の初めには「この章の目標」、章の終わりには「まとめ」と「キーポイント」が書かれています

 

章を読んでて難しくてマジで無理!ってなった人はページを飛ばして「まとめ」と「キーポイント」を読んで次の章に行ってもいいかもしれません

 

 

もう一つの工夫として、本書の最後に用語集が載せられています

質的研究に関する専門用語ってバカにならないくらい結構あります

これがめちゃくちゃ助かりました!

わざわざググらなくて済みましたから

 

僕は本書を読みだす前に、先に用語集をザーッと予習しておきました

これだけでも勉強になります!

 

 

まとめ

いや~読んでいる間は苦しかった!笑

でも読み切った後の達成感と、実感はないけど成長しているというか考え方が身についた感はあります

 

新しい分野を学ぶ際、はじめの一歩での苦しい思いはどうしても避けられません

ここで踏ん張れるかが今後の成長に大きくかかわってくる気がします

 

 

本書は、いままで社会調査や質的研究をしたことがある人、多少質的研究に知識がある人におススメだと感じました

じっくり時間をかけて理解できる忍耐力がある初学者にもおすすめですね

情報量はすごいので質的研究に関する知識は絶対つきます

 

 

 

ほんじゃ今回はこの辺で

おわりっ